システムへの盲目的依存 宮台真司と飯田哲也が語り合う 講談社現代新書 原発社会からの離脱

タイトルは原発だが、この二人の対談は、今の日本の問題点、課題を浮き彫りにしてくれている。
副題は「自然エネルギーと共同体自治に向けて」・・・これでもこの新書の本質を言い得てないなぁ。

システムへの盲目的依存

宮台が「まえがき」で語るこのフレーズこそがこの新書の本質だと思う。

それではなんのことかわからない?
それはそうだ。
それを理解するためにこの新書がある。

ひとことで説明しろ、ってよく言うけど、そんなの無理。もちろん、説明するほうは無駄のない、わかりやすい、論理的な表現をすべきだけど、聴く相手にもある程度教養というか、知識がなければどうしようもない。
今は皆浅い所でワンフレーズで動く。そう、盲目的なのだ。

自分で考えることをせずに何かに頼る。過去のやり方に頼る。既得権益に頼る。権威に頼る。
そうしたうえでの行動でも、今の民主主義は一票は一票。国民を扇動して味方につければ勝てる。

それをやっているのが官報複合体ってわけだ。
国民を情報操作して自分たちの都合のいいように信じ込ませる。
今ほどそれがしやすくなっているときはないのではないか。
電車に乗れば携帯でゲームばかりしている人たち。動かすのは簡単だ。

なでしこジャパンの国民栄誉賞も放射線量がとんでもない値になったと発表になった日に発表。
スピンドクターって奴だ。

敵は本能寺にあり、ではなく、霞ヶ関にあり、なのかな。
永田町の中でつまらんけんかをしている場合じゃないんだよね。いやけんか以下か。政権交代の際に掲げた政策を「間違いでした」といえ、だなんて、、、。
国民が国民の代表である国会議員を支持して、その支持の元に官僚システム以下それにぶらさがるシステムを変えることこそが今求められていることだと思う。
なにせ支援応援がないと人間弱いものなのだ。

私もせいぜいtwitterやブログで信じるものに声を上げているが、、、弱い。
なんとか、力になりたい。力を持ちたい。50歳前後という歳は、それ以上ほど過去の因習にとらわれておらず、若年層をうまくリードすることができる世代なのではないかと密かに思う。
なにかしなきゃ。

依存する人々の目を覚まさせ、自分の頭で考え、判断してもらわねば。

若い人に接すると可能性を感じる。しかし今の日本のシステムはそれをスポイルする力を持っている。国民皆でそのシステムを維持しているようではいかんのだ。

変えたい。

この新書はそういうことを想起させるに十分な読み物であった.。







前橋は暑うございます。
でも朝晩で3キロ走りました。
3つの仕事を並行して目がまわるぅ

この記事へのコメント

Lahainaluna
2011年08月16日 01:05
皆が東電に怒ってるけど敵は霞ヶ関と
思っていました。
署名運動は出来る限りしてますがアメリカに
避難してきた友人は三井住友系の銀行は
利用しない、日立東芝は不買と言ってました。

2011年08月16日 22:45
Lahainalunaさんありがとうございます。
まあ東電やメディアも霞が関のお友達ですけどね。
そう、大企業も、、、。私の今抱える矛盾は、ラグビーを支援しているのはそういう大企業であるということなんですよね、、、。

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