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zoom RSS おらおらでひとりいぐも 若竹千佐子 第158回芥川賞受賞

<<   作成日時 : 2018/06/25 20:45   >>

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芥川賞受賞で話題になり、数多くのインタビューに答えている著者の声を聴き、
いつか読んでみよう、と思った本をようやく手に取る。
そして、インタビューでは想像できなかったパワーをこの本から感じてびっくり。

凄い本だ。

夫に死なれ、子どもも独り立ちして、一人暮らす「桃子さん」74歳の心の中が
文章にほとばしっている。

ふるさとを捨てて上京して50年たつのに、なぜか故郷の言葉が頭の中でこだましている。

子供の頃の思い出、おばあちゃん、母親との関係。
結婚目前に家を飛び出し、夫と出会い、夫との関係を構築し、死別し、、、
寂しさは、失った人への愛があればこそと実感する。
自らの老い、近づく死を感じながらも、孤独を生きる。

それぞれの局面での心の動きが、ふるさとの言葉で綴られる。

なんでもないおばあちゃんのはずが、まるで哲学者だ!
よくぞここまで自分と向き合い、考え、語っている。
魂の叫び。

著者は63歳。
こんなすごい作品でデビューしてしまうと、2作目が書けるかどうかわからないが、
すごいな、この本。

このタイトル、宮沢賢治の永訣の朝 Ora Orade shitori egumo から取っていると、
大学受験から一年がたった娘から聞く。
受験は暗記、とはいえ、教養を深めるきっかけになることを思い知る。
ちなみに賢治のegumo は 逝く、若竹さんは 生く だ。
おらおらでひとりいぐも 第158回芥川賞受賞
河出書房新社
若竹千佐子

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