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zoom RSS 「学力」の経済学 - 中室牧子 教育にエビデンスを。

<<   作成日時 : 2016/04/06 21:19   >>

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みんなが当事者であるがゆえにわかった気になっているが、
感覚でしかものを言えない教育、学力。
これを数字、統計でしっかり語ろう、というのがテーマの本。

施策の効果をうたうニュースが結構ある。
少人数学級は効果がないとかあるとか。
ただこれは統計的に分析できるものにはなかなかならない。
少人数学級のある学校に入れようとする親はそもそも教育熱心だからだ。
つまりサンプルがもともと違う。
分析は、比較したい要件以外は同じような母集団でなくてはできないもの。
教育はなかなかそういう環境にない。
まして日本はデータを公開しない。プライバシーとかいうことで。

それが著者の「教育にエビデンスを」という訴えにつながる。

子供手当は教育に効果はない。統計的にはそうなるらしい。
もっと直接の施策にしないとと。
教師の教え方次第で1年分の効果の差が出るとか。
教員免許制度をやめることが一番効果的なような。
確かに、免許を持っていない塾の講師のほうがよほど凄いもの。
・・・びりギャルの話は割り引いて聞いたほうがいいらしいけどね。
有名私立校の中でびりだった子が頑張った、ということにすぎないらしい。
どっかの予備校でも同じネタがあったらしいけど。

教育バウチャーはどうかね。
実験しないと分からないかな。

褒美で釣るのはいい
ゲームも時間を決めればいい
成績が上がったら、より具体的に、何時間勉強をしたら、のほうが子どもは実行する とか。

そういう意味では今は根拠のない通念、感覚だけのニュースが多すぎるよ。
思慮深差がなくなったんではないか。

第1章 他人の“成功体験”はわが子にも活かせるのか?―データは個人の経験に勝る
(教育は「一億層評論家」 東大生の親の平均年収は約「1000万円」 ほか)
第2章 子どもを“ご褒美”で釣ってはいけないのか?―科学的根拠に基づく子育て
(目の前ににんじん」作戦を経済学的にひもとく
「テストでよい点を取ればご褒美」と「本を読んだらご褒美」―どちらが効果的? ほか)
第3章 “勉強”は本当にそんなに大切なのか?―人生の成功に重要な非認知能力
(幼児教育プログラムは子どもの何を変えたのか 「非認知能力」とは ほか)
第4章 “少人数学級”には効果があるのか?―科学的根拠なき日本の教育政策
(35人か、40人か? 少人数学級は費用効果が低い ほか)
第5章 “いい先生”とはどんな先生なのか?―日本の教育に欠けている教員の「質」という概念
(「いい先生」に出会うと人生が変わる 教員を「ご褒美」で釣ることに効果はあるのか ほか)
補論 なぜ、教育に実験が必要なのか
(リンゴとオレンジ:比較できない2つのもの 「反実仮想」を再現する ほか)
「学力」の経済学
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2015-06-18
中室 牧子

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「学力」の経済学作者: 中室 牧子出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2015/06/18メディア: 単行本(ソフトカバー) タイトルは「経済学」になっているけど、本書の本質は統計。 統計によって、学問に関する様々な俗説・思い付きのウソを暴いていくのが本書の面白いところだ。 ...続きを見る
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2016/06/20 23:32

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