「上から目線」の構造<完全版> (日経ビジネス人文庫) 榎本 博明 幼稚なプライド

同じ著者の本を連続して読んだ。
共感できるところが多い。
「あの人はプライドが高いから」と、プライドという言葉が誤用されている、
と著者は言う。
本当のプライドを持っている人は自分の立場が分かり、
周りに疎んじられるようなことはないと。
それがいまやめんどくさい人に使われる言葉に、、、

それで私も思い出した。
「幼稚なプライド」ということば。
まさに今それが蔓延している。
だから、経験者としてアドバイスしても「上から目線でものを言うな」と
部下に跳ね返される。
そのアドバイスの言い方が間違っている場合もある。
皆が自分を上に見ていて、すごしにくい世の中になっている。

著者はその原因を、子供の頃の年齢が上下のもので遊ばなくなったことに見ている。
ジャイアンの世界。年長者は年少者の面倒を見る一方、ルールを教えたりしていた。
それがなくなったことがいまの人間関係を作っていると。

そういえば宮台さんも「斜めのオジサン」のことを書いていた。

先輩やおじさんの存在がなくなって、日本特有の母性社会に磨きがかかってしまって、
精神的にもろい男が増産されている、というところか。

ゲームをやめろともいえないし、空地はないし、、、
でも子供は減っている。

人口減の上に、人間関係にもろい人間ばかりになったら、、、
日本の未来が心配だ。

できることをしよう。なんだろう。


文庫版まえがき 猛威を振るう「上から目線」

プロローグ「上から目線」とは何か     

第1章 なぜ「上から目線」が気になるのか

第2章 「上から」に陥りがちな心理構造 

第3章 空気読み社会のジレンマ  

第4章 目線に敏感な日本人 

第5章 「上から目線」の正体 

おわりに
「上から目線」の構造<完全版> (日経ビジネス人文庫)
日本経済新聞出版社
榎本 博明

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