原発事故と「食」 - 市場・コミュニケーション・差別 (中公新書) 五十嵐 泰正 冗長だが必要な訴え

テーマはいいし、福島県の農業を応援するものとしてはこういう論文は拡散させたいが、
いかんせん冗長。
同じことを繰り返しているように読めてしまった。

ホットスポット柏市での消費者と生産者の議論、という、真剣な場から出てきた意見。
それぞれの立場の言い分はもっとも。
安全と分かれば美味しいものを買いたい消費者。しかし店頭に並ばない現実。
一度他県のものに置き換えられると、安全とわかっても元に戻せない店の仕組み。
どこまでが「風評」と定義づけるか。
様々な問題提起がなされている。

福島の日本酒が大好きな私としては桃だろうが野菜だろうが、何でも食べて応援したい。
2011年から7年、単純にそうならない現状。

原発事故は終わっていない。
本当に二度と同様の事故は起こりえないのか。
所詮人間のやること。何か起こる。
起こったときに人智を超えた被害になるのが原発。
違うエネルギー集団を探したほうがいいのではないか、、と素人としては思う。

まず今の福島の現状に目を向けることからだろう。

序章 分断された言説空間
第1章 市場で何が起こっていたのか
第2章 風化というもう一つの難題
第3章 社会的分断とリスクコミュニケーション
第4章 最後に残る課題
終章 そして、原発事故後の経験をどう捉えなおすか
原発事故と「食」 - 市場・コミュニケーション・差別 (中公新書)
中央公論新社
五十嵐 泰正

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