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zoom RSS 読書 半島を出よ(上下) 村上龍 幻冬舎

<<   作成日時 : 2005/06/10 08:19   >>

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上下全部で1000ページに及ぶ大作。10日かかって読みきった。
読み応えありました。
村上龍。
私は村上龍のJMM [Japan Mail Media]
【WEB】    http://ryumurakami.jmm.co.jp/
【MAIL】 info@jmm.co.jp
のメルマガの愛読者なのだが、ここでの彼の活動を知っているか知らないかで、
この本を読む深みはかなり違うものだと思う。
この本は日ごろの村上龍の活動の集大成だ。

13歳のハローワークを書く作家がなぜこの小説を?
サッカー大好きの作家がなぜこの小説を?
全ての鍵はJMMにある。

舞台は6年後の北朝鮮、福岡。
北朝鮮のコマンド(立場は反乱軍)が、経済破綻して国際的に凋落、孤立しつつある日本に
侵攻してくる。福岡のドーム球場を占拠。従順な観客。
対応ができない日本政府。北朝鮮を東京に入れないため九州封鎖を決めるのが精一杯。
かたやその日本社会からつまはじきにされた元少年たちが福岡に集まっていた。
人を殺すことをなんとも思わない元少年たち。毒虫、ブーメラン、武器、、、
北朝鮮のコマンドを敵と判断。
北朝鮮軍、日本政府、福岡県・市、地元マスコミ、元少年たち
これらの動きを同時並行して追いかけている。

正直(上)は同じ時間を多面観察しているようでスピード感がなかった。
ひとつの事象を政府の立場、北朝鮮軍の立場、少年の立場、、、とおいかけているので、
正直まどろっこしかった。
しかし下はそのへんすっとばして、スピード感の中話が進んだ。

逆に「このときは彼らは何を考えてたかな。。。」等と思ってしまうから読者は勝手なものだ。

そういう意味で最初の壮大さからすると結末は少しあっけないような気もするが、
そうしないと上中下3巻になってしまったかも。
でもそれくらいでもよかった。

社会を、経済を、政治を独自の視点で捉える村上龍さんらしい、すばらしい本でした。

ちなみにこの本は、ハスラーかとちゃん
http://blog.livedoor.jp/empty_ocean/
さんからいただいて読んだものです。ありがとうございます。

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